防音室を作ろう! #1 ~5万円の重量級ゴミを設計する編~

防音室を作ることにしました。

なんのために作るん?

主に工作するためで、3Dプリンター、CNC切削(したことないけど)、ドリル加工なんかで発生する音を小さくするために作ります。
自作例はWebにたくさんあるので、そちらで色々調べましたが、手探り状態で作製するので結果がどうなるか…

目標

1.防音性能

遮音性能Dr30とやらを目指します。とりあえず、スピーカーから流れる音楽が-30dBくらいになってくれればいいかな。

2.値段

市販の防音室は安くても7万円以上はするので、それより安くできればいいかなと。
目標は上限5万円とします。

3.サイズ

大きいと部屋が狭くなるので、そこそこ小さいサイズを目指します。
そんでもって、作ってみたはいいものの防音性能がいまいちだったり邪魔だった場合を考えて分解できる構造にします。

防音するためには(素材とか)

防音するためには次の3つが必要になるようです。

1.遮音

音を壁などで遮ることで外部に漏らさないようにします。
遮るための素材が重ければ重いほど遮音性能が高くなります。コンクリートやアルミパネルなどは遮音性能が高いようですが、施工や値段から自作向きではないですな。
あと、音は少しの隙間でも漏れていくため、できるだけ密閉するとよい。

防音室自作界隈では「石膏ボード」「パーティクルボード」「MDF」などが使われています。
そのほか、遮音シートや鉛シートも効果があるらしい。
今回は「MDF」と「遮音シート」を使用する予定です。

2.吸音

遮音だけでは音が反射するだけですぐに減衰しない(多分)ので、音を吸収するために吸音材が必要になります。吸音材があると音が柔らかくなります。
カラオケや音楽のために防音室を作る人は、吸音材にお金をかけている人がおおいですね。

防音室自作界隈では「ウレタンスポンジ」「グラスウール」「ロックウール」などが使われています。これらは主に高い音を吸収する役割があり、低い音にはあまり効果がないようです。
低い音を吸収するには「有孔ボード」が有効らしいです。理由はWebで検索してね。
今回は「グラスウール」と「有孔ボード」を使用する予定です。

3.防振

低い音なんかは振動として壁などに伝わり音として聞こえてきますので、防振する必要があります。

防音室自作界隈では「ゴム製防振マット」「ジョイントマット」などが使われています。
今回は「ジョイントマット」を使用する予定です。

設計

設計にはFusion360を使ってみました。

1.完成予定図

先に完成予定図を紹介。
内装は細部まで作ってません。とりあえずこの動画と同じ状態まで作り、防音性能を確認した上で内装を作っていこうと思います。

2.サイズ

サイズはこちら。
高さ:座って作業でき、天板を物置にできる高さにしました。
幅:3Dプリンターが余裕で2つは並べられる広さです。
奥行:少々狭いですが我慢します。

3.壁構造

外壁はMDFの5mmを使用します。強度に不安がありますが、これ以上厚いと重さが大変なことになります。
1×1材で枠を作り、そこに吸音材を敷き詰め、さらにMDFで蓋をする予定です。
遮音シートは適宜入れ込んでいきます。
この壁1枚当たり10kgくらいになるので、防音室全体は100kg近くなるのではと予想しています。

4.工夫

分解できるようにネジ止め箇所はすべて鬼目ナットを使用します。
扉も取り外し可能な蝶番を使用する予定です。

5.懸念点

通気口がないので室内温度がどうなるか心配です。
また、分解できるがゆえに隙間をコーキングできないので防音効果が下がる気配がある。
そこは作ってから考えよう。

次回、組み立て編

5万円で100kgのゴミになるかもしれないものを作るわけですが、「やってみなくちゃわからない!わからなかったらやってみよう!」の桃山精神で作っていこうと思います。
その前に部屋片づけないと。

以上!